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不伐の森 [公園(その他)]

3月25日(日)。この日は原生の森公園へ行ってきました。
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町の山奥。神奈川県との境に近いところにあります。
この公園のさらに奥に函南原生林があります。
この公園は函南原生林への入口的な役割もあります。

函南原生林は不伐の森として江戸時代から自然が守られてきたところなんです。
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入口には石碑が立っています。
もちろん現在でも木を伐採することはできませんし、植物も採取してはいけません。
鳥獣保護区にも指定されています。
今では公園ではそういうところがありますが、ここは江戸時代からなのです。

さあ、出発です。
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行きはほとんど登りですが上の写真のように階段が整備されていて、
私のような軟弱者[たらーっ(汗)]でも大丈夫[わーい(嬉しい顔)]
下の写真のように水の流れる場所には橋もあります。

こういう場所ですから鳥も良く見かけることができます。
アトリですね。
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コゲラ
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シジュウカラ
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アカゲラ。
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他にもウグイスの声も聞こえましたし、まだまだいろんな鳥たちがいる感じです。
しか~し、姿は見えない[もうやだ~(悲しい顔)]
人が近づけば鳥たちも逃げてしまうことが多いですから。

しばらく歩いていくとちょっとした広場のようなところに出ます。
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自然観察をするための広場のようです。
基本的にここ函南原生林は自然観察や調査を目的に入るのはいいようです。
整備されている道も「学習の道」となっています。
観光目的で入るのはダメなんだそうです。
要は自然を観察しその機能を知ってもらう(学習する)ために道が整備されているということなんです。

この辺りで周回できる道に出ます。一周が約1時間くらいです。
国道一号線方面(富士箱根ランド方面)へ向かってみます。
しばらく進むと大きな木があります。
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樹齢500年にもなるアカガシの木です。
日本で3番目の大きさだそうです(だったような気がします)。
江戸時代から続く不伐の森らしいです。
樹齢200年とか300年なんてたくさんあるのでしょうか。

そのまま先に進んで熱海峠方面へと行きます。
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道は整備されてはいますがアップダウンが多くて大変です[がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

今度は樹齢700年のブナの木!
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・・・のあった場所。
かつてここには日本一古いブナの木がありましたが、平成17年の台風で倒木してしまったそうです。
樹齢700年というと人間でいう100歳以上(200歳ぐらいなのでしょうか)。
かなり木も弱っていたようで台風の時にとうとう・・・

そしてこの先にも樹齢400年のアカガシの木がありました。
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こちらも平成元年に台風の影響で。
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倒れている木の横に掲げられている看板です。
日本を代表するような巨木は倒れてしまいましたが、また新たな木が育っていくことでしょう。
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